明日を翔ける〜天翔〜




引っ張るように連れて来られたのはまだ見ぬ黒塗りの扉の部屋。


「ちょっと、明日翔……」


総長専用のお部屋である。


てっきり何時もの部屋に行くものだと思ってた私は焦った。


私が入っていい部屋じゃない


そう思ったから。


「ゆかりか悪い。」


前にも聞いたようなセリフに心臓がとくんと鳴る。