「…終業式また来年ねっていっただけでそれきり。」 しゅん、と項垂れるよっちゃん君に、二人の気持ちを知る私はいつももどかしい。 「メアドくらい聞きなよ。」 そのくらいの男気見せなよ、と思いそう言うのはもう何回目だろう。 「昨日、昨日聞くつもりだったんだけどさ…。」 いわばこいつは。 「「ヘタレめ。」」 ヘタレなのである。