「いやでもそれって、父性ってか。」 「…たぶんゆかりちゃんに対して父性なんて感じてないと思うよ。 もうちょっと自覚しなよ、ゆかりちゃん綺麗なんだから。」 えぇ。 「ゆかりちゃんって、鋭いのか鈍いのかよくわかんないよね。」 「それ明日翔にも言われた。」 そんなに私は鈍いのだろうか。 「蒼井さんも苦労するねぇ…」 「えぇ?」 「でもここまで意識させたんだから、感謝してもらわないとなぁ。」 「百合、なにいってるの?」 たわいもない話をしながら、私は久しぶりの女子トークを楽しんだのだった。