明日を翔ける〜天翔〜




「こっち来い。」

「ん?」


明日翔の向かい側の絨毯に腰を下ろしてたのがバレバレだったのか、じとっと見つめられてそう言われる始末。


…こっちの気も知らないで!


たぶん、いや絶対。

明日翔と私ではキスの重要度が全然違うのだ。


あんなキスをしといて(付き合ってもないのに)平然としていられるほど、私は経験豊富ではないのである。


「やー、明日翔ソファ使いなよ。」


適当にいってやんわりと断ると、眼光が鋭くなってしまった。