明日を翔ける〜天翔〜



変な拘束感。

甘い香り。

頭を往来する大きな手。

あぁ、デジャヴだーーー。


「起きたか。」

パッチリと目を開けると、目の前には見慣れた顔。


目覚め1番がこの美形の顔とは、何て贅沢なんだろうと、私は寝ぼけた頭でそんなことを考えてた。


「私、寝てた?」

外は薄暗くて、結構な時間この状態だったことを教えてくれる。