明日を翔ける〜天翔〜



「…お前、今なんて言った?」


突然肩を掴んでひっぺがされて、戸惑ったような明日翔の瞳とぶつかった。


「え?」

「…初めてだったのか?」


その問いにコクリと頷くと、急に抱きしめられた。


今日は突然が多すぎて、何が起こってるのかアタマが全然ついて行かない。


「…明日翔、どうしたの?」

「今、話しかけんな。」

「え」


目の前の大きな男に抱きしめられながら、私は少し早い心音をきいていたのだった。