明日を翔ける〜天翔〜




「もう、だめ…」


力を失ったようにくたりと明日翔に寄りかかった私を、ぎゅっと抱きしめる、


長いような短いようなそんな時間は、私の脳内を壊すには十分で。


「初めてなんだから、手加減してよ」


突然のキスを肯定するような言葉がするりと滑り出た。


なんでキスしたの?

どういうキスなの?

明日翔は、どんな気持ちなの?


聞きたいことは山ほどあるのに。