「いらっしゃい!!!」 ごく普通の一軒家の玄関に差し掛かると、わたしが生きてきて初めて体験するテンションで、出迎えられた。 「こ、こんにちは…」 「母さん…。」 小柄で大きな目が特徴の、若々しいお母さん。 あんまり、似てないな…。 性格もだけど。 「あっくんが、女の子連れて来るなんて…。」 「ほら、出かけるんだろ。 ゆかり困ってるから。」 「ゆかりちゃんっていうのね!? 私あっくんの母の恵美です、よろしくね!」