お昼の時間。
百合にはきちんと話そうと思って今まであったことをかいつまんで話した。
『ってことになりまして。』
『最近やたら付き合い悪いと思ったら…そんなことになってたんだ。』
百合のじとっ、と私を見つめる瞳がキラキラし出した。
こういう目をする時は大体ろくなことじゃないんだけど…。
『で、ゆかりちゃんって、蒼井さんのこと好きなんだよね!?』
『え、うん、好きだよ?』
迷いもなく答えた私に呆気に取られた顔をしたゆりは、次の瞬間盛大なため息をついた。
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