明日を翔ける〜天翔〜



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「宗一郎さんは、俺が中学3年で天翔に入った時に、よく面倒をみてくれた人だった。」


ハルさんは気を利かせて奥の個室をかしてくれて、明日翔と2人っきりにしてくれた。


外では盛り上がってるのか、小さく声が聞こえる。


「組を取り締まるのが仕事の警察官は各地に配属されていて、月一で集まる会合がある。


俺はその時そのことを知るはずもなかった…けど、その会合がある3日間、宗一郎さんは必ずあの溜まり場に顔を出した。

心配して、責任も感じてたんだと思う。

俺らみたいな子供に、危ない仕事をさせているのを。


他の警察官なんて、そんなこと全く考えていなかったのに、だ。


入った年の夏くらいにいきなり時期総長だと伝えられて、その時初めて宗一郎さんが警察官だと知った。