明日を翔ける〜天翔〜




決定的に違ったのは、今は縋り付かれるように、抱きしめられているということだ。


「やっと……やっと見つけた。」


弱々しい声が私の耳をくすぐって、胸を熱くする。


状況がつかめない私は、ただただぽんぽんと、背中をなで続けることしかできなかった。