「ハルさんが熱血だったとは。」
「俺が?」
「だって、1階朝礼方式にしたの、肉声を轟かすためなんでしょ?」
「ん?あれは上にお金かけすぎちゃって、1階まで追いつかなかっただけだよ?」
「は?」
義経君のほうを見ると、わかりやすく視線を外して気づかないふりをしている。
「義経君、ハメたでしょ!」
多分探せばマイクとかがあったはず。
焦る私を見て楽しんでいたのだ。
「え、やだな、俺まだゆかりはハメてないぜ?」
そう言ってニヤニヤ笑う義経君の言葉の意味を私より早く理解したのは、無口な2人だった。
「…義経。」
「下ネタ野郎。」
彼が一発ずつ殴られたのは言うまでもないことだろう。


