明日を翔ける〜天翔〜




「8時から予約入ってるから、準備よろしく。
14人だよ。」


「14人だけ!?」


それだけでお店を貸し切っちゃう後輩とは、どんな後輩なんだ。


ハルさんはにこやかに厨房に入っていってしまって、私はやれやれと更衣室で着替える。


ジーパンに白のワイシャツに黒いエプロンといういたってシンプルな(ユニ○ロみたいな)制服だ。


貸切だからって私だけシフト入れなくても…。


一人取り残された私は仕方なく14人分の皿やらコップやらを用意して、机も並び替えたのだった。