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私はおもむろに立ち上がった。


「どうした。」


眠そうな目を開けていう明日翔に、鞄のなかのサイフを探しながらいった。


「お腹空いたからなんか買って来る。」


来る途中近くにコンビニがあるのを見た。

お昼の時間はとっくに過ぎているし、私は我慢の限界に達したのだった。


「あ、食べ物なら奥のキッチンにあるよ?
お菓子ばっかだけど。」


またしても義経君とゲームをやりながら、雪ちゃんはそんなことをいった。


「イッテキマース。」

私はちゃんとしたご飯が食べたいのだ。