「ありがとう。」
いつぶりかの心の底からの笑みと感謝の言葉が、すべりでた。
「………その顔はやばいんじゃない?」
「俺、トイレ行ってくるわ。」
「……ナニいってんだ、義経。」
「ナニって、ナニだろ。」
後半完全な下ネタな気がするんですが。
…なんで?
「……見んな、てめぇら。」
そんなひどい顔だっただろうか。
そんなことを思いながら首を傾げると、珍しく焦ったような顔をした明日翔が言った。
「そうやってむやみに笑うな。」
「…昼間のスカートといい、笑うどうのといい、どうせ似合わないわよ!」
「んなこと言ってんじゃねぇよ。」
「…じゃあなに。」
じとっと明日翔を見つめるけど、明日翔はため息しか返してくれなかった。


