おめでとー、と軽い感じで手渡されたのは、手のひらサイズの長方形型の箱。 なんだろう。 首を傾げながら蓋を開けると、そこには紫色のカードと、同じ色のピアスー。 取り出して見ると、雪ちゃんがさっき使っていたような、カードキーだと気づく。 そこには英語でYUKARIと書いてあった。 「これ……。」 「この溜まり場の3階には全て鍵がかかってんだ。 それを開けるには、そのカードが必要ってわけ。」 にひひ、と笑ってそう言った義経君は、自分のカードをひらひらとふった。