他のフロアはハイテクなくせに(3階)なんでここだけこんなに古典的。
『それは、初代の意向だよ。』
『初代?』
朝礼台に腰掛けて足をぶらぶらさせる私としゃがんでこそこそ話する義経君に、前のほうの怖い人達は気づいてチラチラと視線をよこす。
それを気にすると緊張するから、義経君の言葉に一生懸命耳を傾けた。
なんせ、雪ちゃんがでっかい声でなんか話してるから!
「初代総長・山下春さんのことだ。
熱血だったらしくて、肉声を轟かせよ!とかなんとか、かっけーよな!
だから、マイクもなしで姿が見えて、そしてあまり高低差ができないように朝礼台なわけ。」
どうも総長が毎度タイプが同じなわけじゃないらしい。


