明日を翔ける〜天翔〜



暴走族=倉庫

だと思っていたが、どうやら違うらしい。

「……きゃっ」


大きな建物の前まで来ると、面倒くさそうにため息をついた明日翔に抱きかかえられてしまった。


あぁ、デジャヴ…。


「お、おろして。
前も思ったけど、私重いから!」

「…あ?
軽すぎんだよ。
だいたいあんた、細すぎるんだ。」


細いから軽いわけではない。

身長だってある。

17の女は、意外と重いのだ。