「魔物が出たミュ」 「すぐ行く!」 「分かったよ」 ミューマの言葉と共にあたしたちは変身する。 あたしの部屋の中に眩い光が広がった。 「準備はいいよ!」 と、ゆきな。 キラキラとまだ光の粒子があちらこちらに舞っている。 窓を開け放つと風が強く吹き付けてきた。 今日はいるかな……千。 いたら説得をして、世界滅亡なんて止めさせなきゃ。 あたしたちは窓から飛び降りた。