俺様と双子達

この気持ちが悟られないように平然を装うけど、画面には莉里より遥かに大人な千夏さん…。



「上がっていい?」

「はい?部屋に?」

「うん。隼人に会いたい。」



強気で来るんだ…。



ここに来て何するの?



「部屋には入れたくない…。」

「どうして?あたしに負けそうだから?」

「違う…。」



言葉が出ない…。



って言うか声が出ない?



「何でここ知ってんの?」

「それは内緒。おはよう隼人。」



いつの間にか起きた隼人がうしろから来て千夏さんと話し始めた。



お願いだから部屋には入れないで…。



「もう莉里は全部知ってる。千夏とやり直す理由はなくなった。だから帰って。」



そう言ってモニターの電源を切った。



頭をかきながら困った顔をする隼人…。



「ごめんね…。」



悲しそうに笑った…。