「うん、いいかもね。」

「わ、私も言いと思うよ。」

 と、美樹ちゃんとりっちゃんがどこかワクワクしたように言った。

「じゃあ、葉月ちゃ…葉月から私達を呼び捨てにしてみて!どうぞ!」

 は?え?

 いきなりフリますか。

 と思いながらも、目を輝かせてこちらを見てくる3人に、フッと笑い、

「結香、美樹、律花。」

 と、言ってみた。 

 すると、瞬時に熱くなる3人の顔。

「え、何?どうしたの?大丈夫?なんか、ヤバかった?」

 何故か分からずおどおどする私に、りっちゃ……律花が言った。