まるで「さっきいたノラ猫、すっごくかわいかったね」みたいなライトな口調で。 い、意地悪……! だけど、都築くんは気にとめず先へ進む。 「さ、行こうか。こんどは澤上さんもよろこぶんじゃないかな」 「……ホント?」 一回、信頼して訊くけど……。 うーん、あやしいぞー。 でも、都築くんはそんなウソはつかない気もするし。 あたしは都築くんについていく足をはやめた。