「うっ....」



葬式は三日後。




俺らは三人は屋上にいた。





「....碧ぃ....碧....」




月島はいつまでも泣いている。




そして俺もまた





泣いた。





「哀川....哀川................................」





魁輝が俺の背中をさすった。





無言で、さすり続けた。



俺には哀川しかいないのに。



その唯一の宝は、消えてしまった。


もう話せない。



抱きしめてやれない。



あの笑顔も見れない。