「思い出さねぇな....」
病院を出て少し歩いた裏道。
葉山くんがぽつり、さみしそうにいった。
「そうだね....」
私も寂しいよ....。
「お前は大丈夫なのか?哀川」
葉山くん....
「うん、大丈夫。
いつか思い出してくれるもん。
また私を好きって言ってくれるから」
そうだよ。
「私工藤くんを信じてるから....
好きだから....」
でも
ポロッ
涙が....。
「哀川....休もうか」
二人でベンチに座った。
泣いてる私のためにずっと葉山くんは背中をさすってくれて。
その間無言だった。
ずっと。


