次の日。



「やばいいい!

十時になってしまうーー!」




少し寝坊した私は走っていた。




公園!公園!!!





あ、工藤くんいるし!




「ごめん工藤くん!」



「お、きたきた哀川!!」




「ごめんねー」



私は工藤くんめがけて走った。



ぐきっ、




「あっ!」









「走んなくていいから」




気がつけば工藤くんの腕の中。



こけたー!



「あ、ありがとう....」