~~♪~~♪~~♪~~♪ピッ



ポケットの中で携帯が鳴った



瑠花「もしもし?」




秋弥「瑠花!!今どこだ!!」




秋弥の不自然な慌てよう、おかしい、何か…あったのか?




瑠花「バイク置き場だけど‥‥なんか
あったの?」




秋弥「瑠樹が‥‥」



瑠樹、という名前を聞いた瞬間血の気が引いた



秋弥があんな慌てて電話してきて、瑠樹に関係している…



瑠樹に、何かあったってこと…?




瑠花「瑠樹が…どうしたの!?!?」



顔が真っ青になり呼吸が荒いのが自分でもわかる




秋弥「瑠花、落ち着け」



秋弥の落ち着いたなだめるような優しい声に自分の動揺っぷりに気づく



1度大きく深呼吸をする



瑠花「…ごめん、もう平気」



瑠樹のことになるとどうしても取り乱してしまう