開いたドアの向こうから騒がしい声と共に賑やかな足音が近ずいてくる



またなんか来た?今朝はいつにも増して騒がしい…、



瑠樹「そう言えば、兄貴達帰ってきてるんだった…。」



あぁ、うるさい原因はそれか。



開いたドアから同じく双子の兄たちが揃ってこっちに向かってくる



來・玲「「瑠花~~~~!!!」」



ーギュッ



瑠花「く、苦しい…!!」



大きい体で半ば覆い被さるように抱きしめられ、寝起きの私の体は悲鳴をあげる



瑠樹「兄貴達!瑠花から離れろよ!」



見かねた瑠樹が兄たちを引き剥がしてくれた



はぁ、助かった。
起きたばかりでもう疲れた…



……てゆうか、何でお兄ちゃん達がここに?



お兄ちゃん達は学校の寮に住んでるハズ。



瑠樹「てか、何で兄貴達がここにいんだよ!学生寮のハズだろ??」