瑠樹「秋弥!」



休憩時間になったのか瑠樹が走って寄ってくる



瑠樹が瑠花の元へ行かずに俺ん所真っ先に来るなんて…珍しいな、、



そんな俺の事好きなのかよぉー



ん、それともなんかあったのか?!



どれにしても、なにか理由がなきゃ来ないよなぁ



身構えながら瑠樹を待つ



瑠樹「秋弥!!瑠花ナンパとかされてなかったよな?」



それか!!



つうか、顔!!怖いって!!



秋弥「ナンパ‥‥‥されてました」



そう言い恐る恐る瑠樹の顔を見るとまるで鬼のように怒っている瑠樹がいた



や、や、やばい……



瑠樹「秋弥…お前がいながら瑠花がナンパされてるなんてどういうことだ!!」



秋弥「ご、ごめんなさい」



瑠花のことになるとほんと怖ぇよ!!



つか、俺…殺されるかも、、



瑠花「あれ?瑠樹‥‥休憩?」



ナイスタイミング!!瑠花!!



まじ女神!!!



瑠花が来た瞬間鬼の形相から普段の瑠樹に戻った



と思ったのもつかの間、横目に俺を見て口パクで言う


“次はねぇぞ”



瑠樹恐るべし…



瑠樹「瑠花!!ナンパされたんだって?どっか触られたりした?」



本当、いつも思うけど瑠樹って瑠花の前だと性格変わりすぎ



いつもはクールなのに瑠花の前じゃ甘えん坊。本当誰?って感じだよな



瑠花「ナンパ?…ってなんのこと?」



秋弥・瑠樹「はぁぁ‥‥」



本当無自覚。



きょとん、と首を傾げる瑠花に思わずドキッとする



可愛すぎるだろ…



瑠花「なに二人してため息ついてんの?そんなに疲れた?」



しかも天然とか‥‥。