*蝶蘭*



瑠樹「あぁ、わかった。」



瑠樹の胸ぐらを掴んでいた手が緩み、離れた



秋弥は髪をかきあげイライラが収まらない様子



それでもみんな私の言葉頷き屋上を出た



―ギギィー バタン



瑠樹「瑠花‥‥、大丈夫か?」



私の顔をのぞき込むかのようにして聞いてくる



よかった、涙でてない



瑠花「大丈夫!それより、どうだった?私の演技!」



心配かけまいと笑顔で振る舞う



秋弥「あぁ、あれ!!ビックリしたよ!急にしゃべり方変わったから」



そんな私のことなんてきっとみんなはお見通しなんだろう



だけどあえてこれ以上追求しないでいてくれる



みんなの優しさが暖かい



それにしても、ほんとにあの時の顔…



超最高だった!



何事も無かったかのように、私達は廊下を進んだ