「先生。探偵部とか良いと思います」
「・・・探偵部?」
私が言うと、校長先生が途端に渋い顔をした。
「先生?」
「・・・あぁ、すまないね。
良いだろう探偵部でも」
校長先生は無理して笑っているように見えた。
「先生、私に隠し事はなしです」
「毬子くん・・・」
「探偵部、何かあるんですか?」
「・・・実はだね」
「はい」
「探偵部には現在2名の生徒が入部している。
部長である3年生の男子生徒に、副部長兼部員の2年生の女子生徒だ。
2人はかなり教室でも浮いている変人でね・・・。
これまでにも探偵部BBK希望の人はいたんじゃが、1時間でBBKをやめたいと申し出る・・・」
1時間・・・。
普通は3日とかなのに。
「悪いことは言わない。
別の部活にしないか?」
「・・・先生」
「毬子くん・・・っ!」
「私、探偵部BBKを希望します」
校長先生は聞いた途端、椅子から少しだけ崩れ落ちた。
私が別の部活にすると思ったのだろうか?


