旭ちゃんから渡された紙には、空良くんの手書きで、探偵部の活動内容や、活動日などが書かれていた。
活動内容は、依頼された謎を解くこと。
活動日は、ほぼ毎日。
依頼がいつ来るかわからないから。
土日も活動することもあり、その場合は、調査へ行くから。
「ところで空良くん」
「アキ」
「え?」
「アキと呼べ。
くん付けされると、虫唾が走る。
気分が悪くなる」
「あ・・・そうなんだ」
「で?俺様に何の用だ。
手短に済ませろよ」
「どうして探偵部に依頼をしたい人は大勢いるのに、部室を探さないといけないの?
その場で依頼を聞いてあげれば良いのに」
「・・・説明が面倒だ。ドウ、説明しろ」
「わかりました、アキ先パイ」
意外とめんどくさがり屋のアキは、回転椅子に戻ってしまった。
「ちなみにボクのことは、旭と呼んでください」
「わかった、旭」
「じゃ、アキ先パイの代わりに説明しますね」
「お願い」
「アキ先パイもボクも、この部室が好きなんです。
誰にも入ってきてほしくないんです」
「そうなんだ。
私はオッケーなの?」
「本当はBBKなんて必要なかったんです。
でもさすがに校長先生は許してくれなくて。
2人だけの部活も本当は禁止なんです。
それを許してあげるから、BBKをつけろって。
ですから、アキ先パイ、ボク、校長先生、夢原先生だけは入ってきても良いってことになっているんです」


