「気にしないでくださいね?」
「あ・・・はい」
この子も二重人格?
わからんな・・・探偵部は。
「おい」
「な、何?」
「これ書け。ハンコ押してやるから」
「は、はい」
空良くんから渡された紙。
【BBK承認テスト合格書】
合格したんだ・・・私!
「喜んでいないでさっさと書け。
俺様は忙しいんだからな?」
「は、はい。
って、俺様?」
「何だ貴様。
俺様の一人称に文句つける気か?」
「そ・・・そんなことありません」
「言い訳は言わなくて良い。
さっさと書け」
「はい!」
私は紙に名前、住所、緊急の電話番号を書いた。
「ドウ、コピーしろ」
「了解です」
ハンコを押した空良くんから紙を受け取った旭ちゃんは、珍しいチョコレート色のコピー機で印刷し始めた。
3枚印刷し、1枚を空良くん。
1枚を私に渡してくれた。


