・・・え?
それ、理由になるの!?
変人だなぁ、全くもう。
「アキ先パイ!」
タッとイケメンくんの前に立つ女子生徒。
アキ先パイって・・・このイケメンのこと?
「・・・ドウくん」
「アキ先パイ、探しましたよ」
「僕に何か御用ですか?」
「探偵部に依頼したいと言う馬鹿が来ましたぁ!」
笑顔でイケメンくんに話すのは。
くりくりランダムに巻かれた甘い茶色い髪。
小さい瞳。
背が小さくて、童顔。
お世辞にも可愛いとは言えないな。
っていうか、この子、さっき馬鹿って言ったよね?
躊躇わずに、はっきりと。
「ドウくんは何とお答えしたのですか?」
「ご想像にお任せしますね、アキ先パイ」
にこりと、彼女は微笑む。
・・・なんか後ろに、黒いモノが見えた気が・・・。
「・・・そうか」
「ところでアキ先パイ。
そちらのいかにも馬鹿そうな方は、どちら様ですか?」
馬鹿そうな人って・・・私!?


