「 え?なに。どうした?」



先生は後ろを何度も振り返った。




カリスマが自分だとは思ってないみたい。







よかった、よかった。






「あ、何もないです。幻覚ってやつです。 」




笑って誤魔化した。




でも、先生は


「 幻覚!?大丈夫か?
硫黄せいか? 」






本当に心配してくれた。






「 大丈夫ですよ。 」


考えこんで私の周りをウロチョロしてる先生。



「 んーだといいが…
まあ、何かあったら言えよ。」



「 はーい 」







思ったより、優しい先生だった。



生徒のこと考えてくれてるんだね。






怖いから、生徒のことを奴隷扱いしてるのかとおもってたよ、私(汗)





一応、血は通ってるみたいで安心、安心。



そして、急にカリスマなんて言ってごめんなさーい