優しすぎる貴方

「濡れちゃったね?帰ろう、夏希ちゃん。」


私達は、服を着替え

私が家に帰ったことを伝えた。

そしたら、怒るでもなくと

「よく、がんばったね♪でも、ちゃんと俺に言ってから行ってね。

夏希ちゃんがいなくなったと思って慌てて探したんだから!」

なぜか、誉めてもらった。

あと、何年間されていない心配をこの二日間で沢山経験してしまった。


携帯を買い、新しい番号にして

一番初めに中津さんの名前が登録した。


「私、ずっと中津さんの家にいるのは悪いのでバイトして一人暮らしします!」


いくら、彼女だとしてもずっと泊めてもらうのは悪い気がする

「ダメ!そんなお金無いでしょ?それに……」