「は……はい……」
「う~ん……」
そう言って『女子生徒』は顎に手を置き考え込んでいる……。
「いいよ……、別に付き合って上げても……」
そう言って『女生徒』はニコッと笑ってそう言った!
「まっ……まじで? 俺、すっ~げぇ~うれしい~!」
「そう……? それじゃ、これからよろしく!」
そう言って『女子生徒』は俺の手を取り合う!
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
(や……やった~! これで俺にもようやく『彼女』ができたぜ!)
そう言って俺はゆっくりと顔を上げる!
(ん? あれ? 『河合さん』……じゃない……。ど…どうなってるんだ?)
俺の目の前にいたのは、ショートカットで黒髪で目元は凛としており、綺麗な感じの女
の子が僕の前に立っていた……。
(し……しまった……)
俺は自分が今、一年の『トイレ』を使っている事をすっかり忘れ慌てて走って来たので、
『教室』を確認せずに来ていたのだった……。俺の『教室』は、二年なのでこの『教室』
の一個したの階なのである……。そう……俺が今いる『教室』は一年生の『教室』なので
ある……。
「その制服……一年の制服じゃないよね? もしかして……上級生?」
「えっ? あ……あぁ……。に……二年だよ……」
「そっか、そっか……。あ……あんた……あたしに一目惚れしたんだよね?」
「えっ……あ……いや……その……」
「じゃ、あたしの名前、知らないよね?」
「えっ? あ……あぁ……うん……」
「『野々村(ののむら) 美鈴(みすず)』!」
「へっ?」
「あたしの名前……」
「えっ? あ……あぁ……そうなんだ……」
「で?」
「えっ?」
「だから……あんたの名前……聞いてんの?」
そう言って『美鈴』は頭をかきながら、俺に訪ねる……。
「お……俺? 俺の名前は『草凪 亮』!」
「ふう~ん! 『草凪 亮』か……」
「? ? ?」
「それじゃ、よろしく…。」
「よ……よろしく……」
「うん! よろしくね!」
『美鈴』はニッコリと笑って答えた……。
(綺麗な子だな~! って、そうじゃない~! 俺は『河合さん』に『告白』するはずだ
ったんじゃないのか? それになんで『この子』と付き合うことになっているんだ? い
や待てよ! 今ならまだ、さっきの『告白』は間違いだったって言えばわかってもらえる
んじゃ……)
「ん? どうかした?」
「えっ? あ……いや……何でもないよ……」
(って、言えるか~! これからどうしよう?)
俺はうなだれた……。
「あっ! 今日、これから用事があったんだ! それじゃ、またね!」
「えっ? あ……あぁ……ま……またね……」
そう言って『美鈴』は帰って行った! そして俺はトボトボと『自分の教室』へ戻って
行った!
「あっ! 『草凪』君! 大分遅かったようだけど大丈夫?」
「えっ? あ……は……はい……だ……大丈夫です……」
(し……しまった……。さっきの事で『河合さん』の事をすっかり忘れてた……)
「? ? ? どうしたの? 『草凪』君?」
「えっ? な……何でもないよ……」
「そう? あっ、さっき私に大事な話があるって言ってたけれど私に話って何かしら?」
「えっ? あ……あぁ……それは……」
(ど……どうする? 俺? 今『河合さん』に『告白』すべきか? さっきの事があった
ばかりだぞ……。ここは慎重に考えねば……でもさっきの事は事故であって、俺が本当に
『好き』なのは『河合さん』なんだから『河合さん』に『告白』すべきなのでは……。ど
うする? どうする? 俺……? よ……よし……)
「か……『河合さん』……」
俺は覚悟を決めて答える!
「は……はい……」
「れ……『練習試合』はどうなったんですか?」
「はい?」
「ほ……ほらさっき『練習試合』の結果で『レギュラー』が決まるって言ってたじゃない
ですか? それでどうなったのかなぁ~って?」
(って、言えるわけないだろー!)
「あ……あぁ……話ってその事ですか?」
「えっ? あ……あぁ……はい……」
「おかげさまで『練習試合』で勝つことが出来て、無事『レギュラー』になる事が出来ま
した……」
「それはおめでとうございます!」
「あ……ありがとう……」
「? ? ?」
(何か……『河合さん』……。元気がないような? 気のせいかな?)
「……」
「……」
俺達は黙ったままその場に立ちつくしている!
「そ、それじゃ……僕はそろそろ帰ろうかな?」
「あっ! そうですね……。それじゃ、また来週?」
「えっ? あ……あぁ……また『来週』……」
そう言って『河合さん』は『教室』を後にした……。
「はあ~! 何やってるんだろう? 俺?」
そう言って俺は打ちひしがれて『自宅』に帰った!
そして次の日……。今日は土曜日なので、俺は『葵』と『棗』を『自宅』に呼んで、こ
れからどうすればいいのか二人に相談した……。
「何、何? 『草凪』君が僕達に相談したい事って?」
「どうせ振られたとかの報告でしょう?」
「えっ? そうなの?」
「違げ~よ! 実はさ二人に大事な話があるんだ……」
そう言って俺は二人に昨日の出来事を話した……。
「えっ~と……要約すると『草凪』君が『河合さん』に『告白』したと思ったら、そこは
『一年』のクラスで間違って『違う子』に『告白』しちゃったというわけ?」
「そう……」
「マジで?」
「マジ……」
まあ……そういう事は……普通しないよね……?」
「まあ~『亮』らしいちゃ『亮』らしいけどね……」
二人は呆れ顔で俺に言った……。
「……」
俺は何も言い返す事もできなかった……。
「普通『告白』する時、相手の顔をちゃんと見て『告白』しないかな……?」
「面目ない……」
俺は下を向いて答える……。
「ま……まあ……その話はここまでにして……。それで『草凪』君はどうしたいの?」
「どうって?」
「決まってるでしょう……。『草凪』君はその子の事をどう思ってるかって事……」
「どうって……会ったばかりだから、そんなのわかるわけないだろう?」
「せっかくなんだし付き合ってみたら? 案外いい子かもよ?」
「なっ……何言ってんだよ……」
俺は焦りながら答えた……。
「『その子』の事が『好き』でもなくて、『付き合いたくもない』のなら早く言った方が
いいんじゃない?」
「いや……だから……どう言えばいいかわかんねぇ~んだよ?」
「下手に嘘をつくより、ちゃんと言えばいいんじゃない?」
「ち……ちゃんとって?」
「間違って『告白』しましたって……」
「い……言えるわけだろー!」
「じゃ、どうしろと?」
「そ……それを……相談してんだよ?」
「じゃ、いっそ嫌われて見る?」
「いや……それも…ちょっと……」
「はあ~!」
『葵』は大きなため息をつく!
「ま……まあ、まあ……『草凪』君は別に『その子』の事が『嫌い』ってわけじゃないん
だよね?」
「ま……まあな……」
「別に付き合ったからと言って、真剣に悩む必要ないんじゃない?」
「ど……どういう意味だよ?」
「だから一度付き合ってみて、嫌だったら別れちゃえば?」
「なっ……そ……そんな事できるわけないだろー!」
俺は焦りながら答える……。
「真面目だねー! ま、そこが『草凪』君のいい所ではあるんだけど……。じゃ……こう
しよう……。少し付き合ってみて、嫌なら断る。で、付き合って見て『いい子』だと思っ
たら、頃合を見て『勘違い』で『告白』した事を言う! ね、いいでしょう?」
「まあ……それしかねえか……」
俺は渋々納得する……。
「ところでさ、よくそんな下らないことで、悩むよね?」
『葵』が呆れ顔で言った……。
「な……何だとー!」
「まあ、まあ……。『新月』君は『好き』な子がいないからそう思うんだよ?」
「別に……興味ないし……」
「淡白だな……。『葵』は……」
「まあ、まあ……。えっ~と……それで話を元に戻すけど、それで、それで? 『草凪』
君は誰に間違って『告白』したの?」
「それは……」
俺は少しうつむきそして答える…。
「の……『野々村 美鈴』……」
「えっ~! あの『野々村 美鈴』に『告白』して『OK』貰ったの?」
「知ってるのか?」
「そりゃ……まあね……。一年C君、『野々村 美鈴』……。顔立ちは綺麗で、目元は凛
としていて物事をはっきりと言うタイプ……。それにいつも一人でいる……。まあ、僕が
調べた情報はこれくらいかな?」
「よく調べたな……」
「まあね……。『女の子』の事なら僕に聞いてよ!」
「情報だけだろ……」
「いいじゃない……別に……」
「別にいいけど……ん? 一年C組って言ったら『葵』と同じクラスなんじゃないか?」
「えっ? そうなの?」
「知らなかったのか?」
「別に興味ないし……」
「こいつは……」
「まあ、まあ……。それじゃ『草凪』君、当分は様子見と言うことで……」
「えっ? あ……あぁ……それじゃ、それで……」
そう言って俺達の話し合いは終わった……。
そして月曜日の『昼休み』、俺は『棗』と一緒に、『葵』のいる一年C組のクラスに行き
『葵』を誘いに行った……。
「お~い! 『葵』! いるか? 一緒にお昼しようぜ?」
「大声出さなくても聞こえてますよ……」
『葵』が向こうから渋々と出てきた……。
「まあ……いいじゃねえか……。それじゃ……行こうぜ!」
「あれ? 『草凪』じゃん! こんな所で何してんの?」
「えっ?」
俺が後ろを振り向くとそこには『美鈴』がいた……。
「えっ~と、お昼を一緒に食べようと思って……」
「何だ! それならそうと早く行ってよ! 待ってて! すぐ用意してくるからさ……」
「えっ……? あ……いや……その……」
そう言って『美鈴』は昼食の準備をした……。
「それじゃ、僕達はここら辺で退散するよ……」
「そうだね……」
「えっ? あっ……ちょっ……待てよ……」
そう言って二人は俺のもとを去って行った……。
「クソー……あいつら……二人きりで何を話せばいいんだよ……?」
「お待たせ!」
「……」
「ん? どうかした?」
『美鈴』は俺の顔を覗き込んで言った!
「なっ……何でもないよ……そ…それよりさあ、お……『屋上』に行って食べようぜ!」
「うん! いいよ!」
そう言って俺達はお昼を食べに『屋上』に向かった!
「あっ! そうだ! 俺、今日お昼持って来てないんだった……。ちょっと待ってて!
『購買部』に行って買ってくるから…。」
「あっ! ちょっと待って!」
俺が『購買部』に行こうとしたら『美鈴』が俺を引き止めた……。
「ねえ、『草凪』……」
「ん? 何?」
「あたしも今日さ、お昼もって来てないんだよね! 買ってきてくんない?」
「えっ? いいけど……何を買ってきて欲しいんだ?」
「う~ん ?何でもいいよ!」
「そっか、わかった……」
そう言って俺は『購買部』に行った!
「う~ん……」
そう言って『女子生徒』は顎に手を置き考え込んでいる……。
「いいよ……、別に付き合って上げても……」
そう言って『女生徒』はニコッと笑ってそう言った!
「まっ……まじで? 俺、すっ~げぇ~うれしい~!」
「そう……? それじゃ、これからよろしく!」
そう言って『女子生徒』は俺の手を取り合う!
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
(や……やった~! これで俺にもようやく『彼女』ができたぜ!)
そう言って俺はゆっくりと顔を上げる!
(ん? あれ? 『河合さん』……じゃない……。ど…どうなってるんだ?)
俺の目の前にいたのは、ショートカットで黒髪で目元は凛としており、綺麗な感じの女
の子が僕の前に立っていた……。
(し……しまった……)
俺は自分が今、一年の『トイレ』を使っている事をすっかり忘れ慌てて走って来たので、
『教室』を確認せずに来ていたのだった……。俺の『教室』は、二年なのでこの『教室』
の一個したの階なのである……。そう……俺が今いる『教室』は一年生の『教室』なので
ある……。
「その制服……一年の制服じゃないよね? もしかして……上級生?」
「えっ? あ……あぁ……。に……二年だよ……」
「そっか、そっか……。あ……あんた……あたしに一目惚れしたんだよね?」
「えっ……あ……いや……その……」
「じゃ、あたしの名前、知らないよね?」
「えっ? あ……あぁ……うん……」
「『野々村(ののむら) 美鈴(みすず)』!」
「へっ?」
「あたしの名前……」
「えっ? あ……あぁ……そうなんだ……」
「で?」
「えっ?」
「だから……あんたの名前……聞いてんの?」
そう言って『美鈴』は頭をかきながら、俺に訪ねる……。
「お……俺? 俺の名前は『草凪 亮』!」
「ふう~ん! 『草凪 亮』か……」
「? ? ?」
「それじゃ、よろしく…。」
「よ……よろしく……」
「うん! よろしくね!」
『美鈴』はニッコリと笑って答えた……。
(綺麗な子だな~! って、そうじゃない~! 俺は『河合さん』に『告白』するはずだ
ったんじゃないのか? それになんで『この子』と付き合うことになっているんだ? い
や待てよ! 今ならまだ、さっきの『告白』は間違いだったって言えばわかってもらえる
んじゃ……)
「ん? どうかした?」
「えっ? あ……いや……何でもないよ……」
(って、言えるか~! これからどうしよう?)
俺はうなだれた……。
「あっ! 今日、これから用事があったんだ! それじゃ、またね!」
「えっ? あ……あぁ……ま……またね……」
そう言って『美鈴』は帰って行った! そして俺はトボトボと『自分の教室』へ戻って
行った!
「あっ! 『草凪』君! 大分遅かったようだけど大丈夫?」
「えっ? あ……は……はい……だ……大丈夫です……」
(し……しまった……。さっきの事で『河合さん』の事をすっかり忘れてた……)
「? ? ? どうしたの? 『草凪』君?」
「えっ? な……何でもないよ……」
「そう? あっ、さっき私に大事な話があるって言ってたけれど私に話って何かしら?」
「えっ? あ……あぁ……それは……」
(ど……どうする? 俺? 今『河合さん』に『告白』すべきか? さっきの事があった
ばかりだぞ……。ここは慎重に考えねば……でもさっきの事は事故であって、俺が本当に
『好き』なのは『河合さん』なんだから『河合さん』に『告白』すべきなのでは……。ど
うする? どうする? 俺……? よ……よし……)
「か……『河合さん』……」
俺は覚悟を決めて答える!
「は……はい……」
「れ……『練習試合』はどうなったんですか?」
「はい?」
「ほ……ほらさっき『練習試合』の結果で『レギュラー』が決まるって言ってたじゃない
ですか? それでどうなったのかなぁ~って?」
(って、言えるわけないだろー!)
「あ……あぁ……話ってその事ですか?」
「えっ? あ……あぁ……はい……」
「おかげさまで『練習試合』で勝つことが出来て、無事『レギュラー』になる事が出来ま
した……」
「それはおめでとうございます!」
「あ……ありがとう……」
「? ? ?」
(何か……『河合さん』……。元気がないような? 気のせいかな?)
「……」
「……」
俺達は黙ったままその場に立ちつくしている!
「そ、それじゃ……僕はそろそろ帰ろうかな?」
「あっ! そうですね……。それじゃ、また来週?」
「えっ? あ……あぁ……また『来週』……」
そう言って『河合さん』は『教室』を後にした……。
「はあ~! 何やってるんだろう? 俺?」
そう言って俺は打ちひしがれて『自宅』に帰った!
そして次の日……。今日は土曜日なので、俺は『葵』と『棗』を『自宅』に呼んで、こ
れからどうすればいいのか二人に相談した……。
「何、何? 『草凪』君が僕達に相談したい事って?」
「どうせ振られたとかの報告でしょう?」
「えっ? そうなの?」
「違げ~よ! 実はさ二人に大事な話があるんだ……」
そう言って俺は二人に昨日の出来事を話した……。
「えっ~と……要約すると『草凪』君が『河合さん』に『告白』したと思ったら、そこは
『一年』のクラスで間違って『違う子』に『告白』しちゃったというわけ?」
「そう……」
「マジで?」
「マジ……」
まあ……そういう事は……普通しないよね……?」
「まあ~『亮』らしいちゃ『亮』らしいけどね……」
二人は呆れ顔で俺に言った……。
「……」
俺は何も言い返す事もできなかった……。
「普通『告白』する時、相手の顔をちゃんと見て『告白』しないかな……?」
「面目ない……」
俺は下を向いて答える……。
「ま……まあ……その話はここまでにして……。それで『草凪』君はどうしたいの?」
「どうって?」
「決まってるでしょう……。『草凪』君はその子の事をどう思ってるかって事……」
「どうって……会ったばかりだから、そんなのわかるわけないだろう?」
「せっかくなんだし付き合ってみたら? 案外いい子かもよ?」
「なっ……何言ってんだよ……」
俺は焦りながら答えた……。
「『その子』の事が『好き』でもなくて、『付き合いたくもない』のなら早く言った方が
いいんじゃない?」
「いや……だから……どう言えばいいかわかんねぇ~んだよ?」
「下手に嘘をつくより、ちゃんと言えばいいんじゃない?」
「ち……ちゃんとって?」
「間違って『告白』しましたって……」
「い……言えるわけだろー!」
「じゃ、どうしろと?」
「そ……それを……相談してんだよ?」
「じゃ、いっそ嫌われて見る?」
「いや……それも…ちょっと……」
「はあ~!」
『葵』は大きなため息をつく!
「ま……まあ、まあ……『草凪』君は別に『その子』の事が『嫌い』ってわけじゃないん
だよね?」
「ま……まあな……」
「別に付き合ったからと言って、真剣に悩む必要ないんじゃない?」
「ど……どういう意味だよ?」
「だから一度付き合ってみて、嫌だったら別れちゃえば?」
「なっ……そ……そんな事できるわけないだろー!」
俺は焦りながら答える……。
「真面目だねー! ま、そこが『草凪』君のいい所ではあるんだけど……。じゃ……こう
しよう……。少し付き合ってみて、嫌なら断る。で、付き合って見て『いい子』だと思っ
たら、頃合を見て『勘違い』で『告白』した事を言う! ね、いいでしょう?」
「まあ……それしかねえか……」
俺は渋々納得する……。
「ところでさ、よくそんな下らないことで、悩むよね?」
『葵』が呆れ顔で言った……。
「な……何だとー!」
「まあ、まあ……。『新月』君は『好き』な子がいないからそう思うんだよ?」
「別に……興味ないし……」
「淡白だな……。『葵』は……」
「まあ、まあ……。えっ~と……それで話を元に戻すけど、それで、それで? 『草凪』
君は誰に間違って『告白』したの?」
「それは……」
俺は少しうつむきそして答える…。
「の……『野々村 美鈴』……」
「えっ~! あの『野々村 美鈴』に『告白』して『OK』貰ったの?」
「知ってるのか?」
「そりゃ……まあね……。一年C君、『野々村 美鈴』……。顔立ちは綺麗で、目元は凛
としていて物事をはっきりと言うタイプ……。それにいつも一人でいる……。まあ、僕が
調べた情報はこれくらいかな?」
「よく調べたな……」
「まあね……。『女の子』の事なら僕に聞いてよ!」
「情報だけだろ……」
「いいじゃない……別に……」
「別にいいけど……ん? 一年C組って言ったら『葵』と同じクラスなんじゃないか?」
「えっ? そうなの?」
「知らなかったのか?」
「別に興味ないし……」
「こいつは……」
「まあ、まあ……。それじゃ『草凪』君、当分は様子見と言うことで……」
「えっ? あ……あぁ……それじゃ、それで……」
そう言って俺達の話し合いは終わった……。
そして月曜日の『昼休み』、俺は『棗』と一緒に、『葵』のいる一年C組のクラスに行き
『葵』を誘いに行った……。
「お~い! 『葵』! いるか? 一緒にお昼しようぜ?」
「大声出さなくても聞こえてますよ……」
『葵』が向こうから渋々と出てきた……。
「まあ……いいじゃねえか……。それじゃ……行こうぜ!」
「あれ? 『草凪』じゃん! こんな所で何してんの?」
「えっ?」
俺が後ろを振り向くとそこには『美鈴』がいた……。
「えっ~と、お昼を一緒に食べようと思って……」
「何だ! それならそうと早く行ってよ! 待ってて! すぐ用意してくるからさ……」
「えっ……? あ……いや……その……」
そう言って『美鈴』は昼食の準備をした……。
「それじゃ、僕達はここら辺で退散するよ……」
「そうだね……」
「えっ? あっ……ちょっ……待てよ……」
そう言って二人は俺のもとを去って行った……。
「クソー……あいつら……二人きりで何を話せばいいんだよ……?」
「お待たせ!」
「……」
「ん? どうかした?」
『美鈴』は俺の顔を覗き込んで言った!
「なっ……何でもないよ……そ…それよりさあ、お……『屋上』に行って食べようぜ!」
「うん! いいよ!」
そう言って俺達はお昼を食べに『屋上』に向かった!
「あっ! そうだ! 俺、今日お昼持って来てないんだった……。ちょっと待ってて!
『購買部』に行って買ってくるから…。」
「あっ! ちょっと待って!」
俺が『購買部』に行こうとしたら『美鈴』が俺を引き止めた……。
「ねえ、『草凪』……」
「ん? 何?」
「あたしも今日さ、お昼もって来てないんだよね! 買ってきてくんない?」
「えっ? いいけど……何を買ってきて欲しいんだ?」
「う~ん ?何でもいいよ!」
「そっか、わかった……」
そう言って俺は『購買部』に行った!
