「おいで、椛」

椛をだっこして侑聖とリビングにはいる。


奈々は、侑聖が大好き。

侑聖は喜んで奈々の相手をしている。



「おかえり、里桜」

星希くんも居たんだ…


「お母さんは?」

「買い物」


もう少し、時間をずらして来ればよかったなぁ…


「ごめんね、侑聖」



子どもの相手をさせに来たみたい。

奈々と椛に気に入られている。

「大丈夫」


「奏なにしてるの?」

私は奏に聞きながら近づく。