誕生日が終盤にさしかかろうとした時、あたしの前に一つのプレゼントが現れた。
友達の中でも特に仲の良いヨウコが、代表してあたしへと小さな箱を手渡してくれる。
「ミキ。これ、みんなで作った誕生日プレゼント」
「……ありがとう」
「みんなが帰ったら、それを見て」
「普通誕生日プレゼントって目の前で開けるもんじゃないの?」
「……いいからいいから。恥ずかしいじゃない」
ぎこちない笑顔であたしはサッと受け取る。
みんなで手作りってことは、結構時間かかってるんだろうなぁ……
て、思ってるうちにサクサクと室内の片付けが進められて行った。

