「あたし、同じ人と何回もするほどヒマじゃないんだけど」 「……えぇ!」 「それにあんた、早漏だし」 少しだけ顔を赤らめるユウキ。 「気持ち良くなかったの?」 「……」 「俺、すっごい良かったのに……またミキちゃんと朝までいたい」 アホな発言にあたしは吹き出しそうになった。 捨てられた犬のように濡れた瞳であたしを見つめないでちょうだい。 気持ち良かった、とか、そうでないとかじゃなくって! あたしは同じ男とは寝たくないんです。