【完結】 甘い罠〜幼なじみは意地悪女~




「美沙〜。まだこんなに残ってるやん!」


「ははっ、ちょっと作りすぎたね。また明日、食べよ!」


「そうやな」


そっかぁ。明日も二人なんやな・・・。


食事が終わり、片付けを済ませた後、しばらくテレビを観てくつろいだ。


「俺、そろそろ帰るわ」


「あ、うん」


「じゃあ、戸締まりちゃんとしろよ」


「うん。あっ、准、これ持って帰って」


美沙は、3個のおにぎりを渡してくれた。


「えっ」


「ご飯あまったから、明日の朝にでも食べて」


「ありがとう」


おにぎりを受け取った時に、一瞬触れた指先がいつまでも熱かった。


そのまま触れていたいという衝動を抑えて、家に帰った。