「え、し、しかし。おぼっちゃまはその体…。」


「クビ。俺のこの体のことけなしたから。」


「は、はぁ。」


呆気にとられる執事を無視して車椅子を転がす。


ほんと、俺は何なんだろう。


いつも無性に腹がたつし、他の誰のことも信用できない。