激痛が走って目が覚める。


「失礼しました。おぼっちゃま。お休みにの間に足の傷口の消毒をと思いまして。本当に申し訳ありません。」


「……。」


「おぼっちゃま?」


「クビ」


「え?」


「クビって言ってんの。早く出てけ。」


「は、はい。かしこまりました。今までお世話になりました。」