あの次の日から、私は学校にちゃんと通った。


翔くんの車いすを押して、毎日押して登下校して。


好きな人がそばにいててくれる、その嬉しさを教えてくれた。


今でも、毎週欠かさず岳くんのお墓にお参りに行っている。