変わりばえのしない毎日に。 なんの変哲もない日時に。 だから、刺激を求めていた。 何か、起こらないかなとか、何か居ないかなとか。 だから、いつもなら素通りしてしまうような女の子に話しかけたのだって、きっと、たんなる偶然でしかないのだろう。 この出逢いが、俺の夏を変えるとも知らずに。