お菓子よりも甘く

瑠々も同じように言ったからか

ようやく俺を彼氏だと認識したようで




「嘘だろ...姉ちゃんが...」


かなりショックを受けている



『...あー...
じゃあ、今日はもう帰るな？』


「う、うん！ごめんね！
遅くなっちゃって！ばいばい」

『じゃあな。また明日』


そこでようやく、
自宅へと向かえた...が


「明日もこいつと会うのかよ！」

「当たり前でしょ！
同じ学校なんだから！」



俺の後ろでは、
姉弟での言い争いがまだ続いていた