「...じゃあ、帰ろっか」 『そうだな』 「歩いて帰ろ?」 『家まで送る』 「途中までで...」 『駄目』 「えー」 瑠々の恐怖症が治るかは まだ分からないけど、 俺も協力して ゆっくりとでも、その症状を 和らげることが出来ればいいなと 瑠々の為に、出来ることは 全力で取り組もうと 帰り道、瑠々の手を繋ぎながら そう、誓った