「…え~、皆も知っていることかと思うが、佐藤伊織が行方不明になった。今、警察も全力で捜索に当たっている」
…警察…?
ふぅ~ん?
ニヤ
無駄よ。
こっちには警察さえも逆らえないんだから。
「ねぇ麗、今日来れる?」
「行けるけど…」
「美麗くんも連れて来てね」
「え~、くるかな…」
「絶対よ」
後ろで寝た振りしている美麗に顔を向けないまま話しかける。
「…美麗」
「………ああ」
「よろしく」
そう言ってから教室を出る。
フフッようやく私の出番ね。
携帯を取りだし、ある人に電話をかける。
『はい』
「私よ」
『お久しぶりでございます』
「例のあのことだけど──────────」
『畏まりました』
ブチ
…ふぅ。
これでよしっと。
あ~、楽しくなってきた~!!


