五つの顔を持つ私




美麗side

「え~?そうなの~?」

次の日の教室。

俺が声をかけただけで呆気なく落ちた。

尻軽女っていう噂は本当なんだな。

…簡単すぎ…。

「今日さ、暇?」

「え~?暇だけど~?」

「ついて来てほしいところがあるんだ」

「どこ~?」

「それは秘密♪」

「まさかデート~!?」

「…さぁ?」

…んなわけねぇだろ、馬鹿野郎。

一人で勝手に騒いどけ。

バーカ。