そして、皆が部屋に入ってきて、話が始まる。
「美奈君、君は何者だい?」
いきなりそこ来ましたか、近藤さん。
私はいきなりの質問にどもってしまう。
すると、土方が
「大丈夫だ、玖龍。
お前は俺たちの仲間だ。間者だとかそんなことを疑ってるんじゃねえ。
お前の本当のことを知りたいだけだ。」
私は、土方さんの言葉に頷き、自分のことを話し始めた。
「私は、その、先ほど気を失っていた時に聞かされた話です。
私は、真っ白な世界で美桜という、私の先祖であり、前世の人に会ってきました。
美桜はもともと、私をこの時代に連れてきた張本人です。
美桜に言われたことは、私をこの時代に連れてきた本当の理由と、それに伴って目覚めた私の力のこと。」
「そのことを、もっと詳しく教えてくれないかね?」
近藤さんが笑顔で言う。
私は頷いた。
「私は、木花開耶姫(このはなのさくやひめ)の生まれ変わりだそうです。」
私は皆の顔色をうかがう。
皆さん、思い思いの顔をしていらっしゃいます、はい。
驚いている顔の人、はてなを頭の上に浮かべている人…。
すると、山南さんが
「木花開耶姫って、あの木花開耶姫ですか?」
「はい。そうらしいです。」

