「皆さん、昼間の力士たちが来てますけど…。」
「あぁ、放っておけ。」
芹沢さんがそう言う。
「壬生狼、いるんだろう?出てこい!
お前らは腰抜けか!!」
と力士たちが言っているのを聞いた芹沢は顔が怖い。
「少し…切に行ってくる。」
という芹沢の言葉を聞いて、平山さんと野口さんは立ち上がる。
芹沢さんに同行するようだ。
そこに、先ほどの芹沢の言葉を聞いて青ざめていた山南さんが口を開いた。
今はいたって冷静だ。
「芹沢局長、ここで力士たちを切るのは得策とは言えないのではないでしょうか?
ここは穏便に事を運ぶべきです。」
それに近藤一派の人たちは頷く。
だが、そんな呼びかけも聞かず、芹沢は店を飛び出していった。
「はぁ、しょうがない。
ここで力士たちを切ってしまえばことが大きくなる。
皆さんで手分けして、力士たちを切らずに鎮めていきますか…。」
その山南さんのつぶやきに皆は立ち上がり、店を飛び出していった。

